日勤協会長就任のご挨拶

一般社団法人

日本勤労青少年団体協議会


会  長

高久保  豊

先般の日勤協理事会ならびに定時総会において、新会長にご選任いただきました。就任に当たり、謹んで一言のご挨拶を申し上げます。

勤労青少年福祉法が制定され、1973(昭和48)年に全国勤労青少年会館(中野サンプラザ)が建てられたのをきっかけに、全国の勤労青少年団体が結集し、初代会長小林平三氏のリーダーシップのもと、日勤協が創立されたのが1978(昭和53)年でした。その後、2000(平成12)年に加藤日出男氏が第二代会長に、2012(平成24)年に小林莞侍氏が第三代会長に就任されました。

日勤協は一貫して「若者が今を充実させ、将来を明るく展望できるよう、組織をあげて助力する」という使命をもって事業を展開し、今日に至る伝統が築き上げられています。小林莞侍前会長は拠点を中野サンプラザからThree Eight Nine MITAKAに移転し、「若者を考えるつどい」の開催場所ならびに事務局として提供するほか、会員相互のコミュニケーションの活性化に尽力され、日勤協の前進に多大なる貢献を果たされました。心より感謝申し上げます。

現在、日勤協会員それぞれの強みと持ち味が存分に発揮され、結集されている年1回の事業が、「働くってなんだろう」エッセイ募集と、10月開催の「若者を考えるつどい」です。寄せられたエッセイは47都道府県と海外から1000編を超す規模となり、「つどい」は若者の声と若者へのエールに包まれる活気ある一大イベントに成長しました。今年で第32回を数えるに至っております。

新会長の拝命に際し、このような積み上げを大切にし、全国と海外の皆さまのご期待とご声援に応えるべく、全力で日勤協の事業に取り組む所存です。若者たちが希望を持って今を生き、将来に向かって明るく歩み出すことを応援いたしたく、何とぞ倍旧のご指導ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。

(令和元年6月1日記)

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