【努力賞】
【テーマ:仕事を通じて、こんな夢をかなえたい】
私の夢
静岡県立磐田農業高校  青木至絃  18歳

私にとって働くということは、自分の夢に向かって、進んでいくための過程であると思います。私には、大きな夢と目標があります。それは、犬の理学療法士として、動物病院に勤め、海外で多くの研修をつみ、最終的には自分の動物病院を設立して、ドイツで仕事をすることです。

なぜ私が、このような具体的な夢と目標を持つようになったのかというと、私が飼っている犬が腰を悪くして、ヘルニアになったことがきっかけです。家族にとってかけがえのない、人間よりもはるかに短い命をなんとか助けてあげることができないのかと思うようになりました。

ペットを治して、救ってあげることができるのならば、ペットを愛する人の心も救えると考えています。現在では、ペットは家族の一員という考え方が強まっていると思います。その家族の一人がケガをしていれば、誰だって悲しむはずです。それを治してあげることができれば、それは家族を救うことにもつながると思います。家族は笑顔になり、幸せになると思います。そう考えたことで、昔よりもずっと明確な目標ができ、目の前の進むべき道がハッキリとしてきました。

もう一つ、なぜドイツなのかというと、海外の方が最先端を進んでいる動物医療の中でも、ドイツはトップクラスだと聞いたからです。ドイツで働くことができれば、間近で最先端の医療を学べ、それによって日本との比較をすることができるため、自分自身のスキルアップに大いにつながると思っています。

夢を実現させるためにも、まずは専門学校で犬の行動学を重点に置いて学び、犬の気持ちを理解することが大切だと思っています。その後は、国内の動物病院で本格的な理学療法の勉強をしながら、何年も何年も修行をして、海外研修も何度も経験してから、ドイツに飛び立とうと思っています。これだけの夢がそれをやり遂げるのも一つの目標だと思っています。

これらのことから、私にとっての働くという意味は、自分の夢や目標に向かって進んでいくための過程であり、通らなければいけない道だと思っています。

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