【 奨 励 賞 】

【テーマ:仕事を通じて、かなえたい夢】
創造
日本大学三島高等学校  内 田 結愛伽  17歳

私は将来建築士になり建築物を創造したいと考えている。

そして、私の夢は、津波の被害が想定されている土地を重点的に、海と離別せずに、被害を抑えることができるような建築物を造り出すことだ。

私の住んでいる場所は、大きな地震がいつ来てもおかしくないと言われている、私は少しでも被害を減らしたいと思い考えた、だが今の私はとても無力である、その中で、昔からの夢でもある、建築士になりたいという夢を少し変え、海側の建築を主として働こうと考えるようになった。

そこからは大学を調べ、研究室を調べ、専門要語も調べ、現在行われている対策も調べた、その中には、自分の住む地域の取り組みもあった。もちろん過去の津波の被害も調べた、特に被害が大きかった東日本大震災については、その光景をテレビの向こうで見ていて、とても印象に残っていた、あっけなく流されていく建物の映像や木片や壊れた家具が散乱している津波が来てから数日経った被災地の映像、私はもうあのような悲劇を見たくはない。

だから、私は建築士となり津波の被害が想定されている地域の堤防を高くするだけでなく工夫を加えながら浸水深の軽減や津波到達時間を遅らせることを目指し、家自体の強度を上げ、住民の命だけでなく生活も、守りたいと考えている。

さらに、島国であり海産物を獲って生きている日本ではただ津波を恐れているからといって、海と離別することは不可能であるため、海と共存していく工夫も必要である。

そうして、私はもうあの悲劇を起こさないため、不安を抱えている国民き不安を少しでも緩和するためにも、私は建築士という道を選び、この夢を叶えるために大学に入り、専門的なことを身につけ、建築の仕事に携わり一刻も早くこの問題と向き合いたいと考えている。

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