【 奨 励 賞 】

【テーマ:仕事を通じて、かなえたい夢】
快適な職場を
日本大学三島高等学校  酒 田 蝶 子  18歳

「元始女性は太陽であった」

これは女性解放運家である作家の平塚らいてうが、青鞜を出版した時に書かれた文章です。この方がいたおかげで今の私を含む女性の方々は学問を学び、仕事に勤めることが可能になりました。

現代社会において、女性の社会進出が進んでいます。男女の雇用率を同じにしたい、子どもがいても女性が自由に働けるようにしたいなどと言われています。私も、就職を目標に学業をしているので、こういう取り組みが実現したら、ありがたいと思います。しかし、私は、ニュースや新聞などでこうした社会進出の記事を見る中で「男女平等」という言葉が出るたびに、本当にそれでいいのだろうか。と思うことがあるのです。

それはどういうことなのかというと、確かに男女平等にすることは良いことですが、別の角度から覗いて見ると逆に不平等になってしまうということです。

例えば、男性が一人一人が個々の性格を持っているように、女性であっても性格が違います。ということは男女平等に対して思っていることも、各々違うのです。会社で男性と同じように働きたいゆえに、扱いを同じようにしてほしいという願望がある人や、男性と同じとはいかないが働きたい人、育児をしながら働きたい人、仕事よりは育児を優先したいけれど働かなければいけない人。今ここに述べた以外にも、たくさんの願望がある女性がいるでしょう。このようなことから、どの女性がどんな環境を求めているのかは、それぞれ違うことから一概に男女平等にするなどとは言うことが出来ないのです。

加えて古来より男女の仕事が別々でしたのは、理由があるのです。それは向き不向きがあるということです。例外は、沢山ありますが、男性は力仕事が得意で、女性は、手先が器用だったり、計画的に動くことが、可能です。これが、何百年と経つうちに偏見と差別が加わり、男尊女卑が出来上がってしまっただけであり、本来は、そういうメリット、デメリットをおぎない合うということは、素晴らしいことです。だからといって、家のことを強制させるのは、誤っていると思います。私としては、ただただ前提として、男性にも女性にも、向き不向きがあることを知っていてほしいのです。

このことをふまえて、男性、女性に向き不向きがあるということを土台として置き、その中で、男性、女性共に快適で働きやすい環境という会社を築き上げねばならないと私は思うのです。

そして私は女性でありますから、仕事を通じて女性というものが働きやすい環境を作り上げていくことが私のかなえたい夢です。

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