【 努力賞 】
【テーマ:私が実現したい仕事の夢】
私の夢
日本大学三島高校 佐藤佳奈子 18歳

私は検察官になりたい。2年生から公民を選択し、政治経済に興味を持った、そのことから日々のニュースに目をむけるようになり日本の政治に自分なりの意見を持つようになっていた。またこの瞬間も起きているかもしれない刑事事件がある。事件を起こすのは何らかの原因があり、心情がある。その被疑者たちの心情を読み取り、二度と同じもしくはそれ以上の事件を起こさせない検察官を目指すようになっていた。

検察官は弁護士や裁判官と同じように六法全書を覚え、法律や憲法を学ぶ。覚えることもかなり多く、志がなければやってはいけないと考える。多種多様な目で正しい判断をして、冤罪は起こしてはならない。このような考えは検察官の人たちに言わせてみれば理想論かもしれないが、理想は現実を高める材料になる。理想がなければ現実はいつまでも向上しない状況になる。

大学ではサークルやゼミなどより多くの集団に所属し、人と触れる機会を増やし、さまざまな範囲を広げたい。広い視野、考え方を得るために可能な限り、人と同じ時を過ごす。仮に、私に興味を抱いてくれている人が苦手だなと感じたとしても、実際に話してみるとその考えはなくなるかもしれない。また、その人からも自分自身のプラスになることとして吸収できることはあるだろう。最初から、この人苦手だから関わらないでおこうではなくて、話してみよう、関わろうと考え方を変えるべきである。今の私は前者に近い部分があるからだ。

一方で、体験することも必要であろう。小さなことでも初めてを少なくし、一つひとつに感動を覚える。それも私という人間を大きくし、その後に繋がり役立つはずだ。

大学在学中の4年間、結果的に記録として残せるものは多くないかもしれない。だが、経験することで人として大きくなって、より人と違った検察官を目指します。

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