私は小学生の頃、よく両親から、
「人の役に立つ人間になりなさい。」
と言われていました。私は大人になった時、人の役に立つ人間になるために、仕事に就いて働かなければならないと思いました。
仕事にはさまざまな種類があります。人の命を救う仕事などです。
私が人の命を救う仕事と聞いて、一番に頭に浮かんだのが医者という仕事です。私の父や祖父は医者として働いています。私は小学三年生の時社会の授業で、職業パンフレットというものを作ったことがあります。私は医者についてまとめました。この時まで私は、父のスゴさを知りませんでした。私はパンフレットを作るために父の職業の様子や手術の様子などを写真にとってきてもらいました。それを見て私は、お父さんみたいになりたいと思いました。それから私は医者になるという夢を持っています。医者は、患者さんの病気を治し、笑顔にすることができます。病気も治って笑顔を取り戻すことができる。患者さんにとって一石二鳥です。医者になるためにはたくさんの努力が必要です。まず、大学受験で医学部に合格するために勉強して、合格すればまた大学で勉強しなければなりません。努力を重ねてやっと医者になることができるのです。人間は必ず失敗をしてしまいます。しかし医者は失敗することが許されません。こんな厳しい世界でも人のために、人を笑顔にするために働く姿はとてもかっこいいと思います。
私はもう一つ夢があります。それは保育士になるということです。なぜなら、私は小さな子供のお世話をすることが得意で、とても好きだからです。保育士も医者と同じように人の役に立つ仕事だと思います。私は公文の先生に
「将来、保育士になってみたいな。」
と言ったことがあります。すると先生は、
「保育士はお給料が低いからオススメしない。」
と言われました。その言葉に違和感を覚えました。私は、働くということは自分のためだけでなく人のためにもすることだからお給料は職業を決める上であまり関係がないと思ったからです。世界中には、ボランティアをしている人がたくさんいます。この人達は人のために、という気持ちが大きいはずです。
私も積極的にボランティアに参加していきたいです。
私は去年、西日本新聞社を訪問しました。そこでは新聞を作るために、パソコンを使って記事を書いたり、会議をしたりしていました。私達の案内をしてくださった方に、
「どんな時にやりがいを感じますか。」
と質問したところ。
「自分が作った記事や仕事で社会が変わる時。」
と答えていただきました。私はこの訪問を通して働くということは、仕事をする上で自分のやりがいとなるものを見つけ、社会に貢献することだと思いました。
私はこの作文を書くにあたって、たくさんの仕事について考えました。そしてどの仕事も人の役に立っていることに気づきました。
働くということ。それは、「人のために自分が一生懸命努力すること」「自分のやりがいを見つけて社会に貢献すること」の二つだと私は考えました。私はまだ子供で、仕事をして人の役に立つということはできないけれど、日常生活の中で、友達の手助けをしたり、勉強をしたりして、努力をする習慣をつけていきたいです。