私が仕事、職場、組織から学んだことは主に三つあります。
まず一つ目が、人生において仕事が全てではない、ということです。
「仕事は生きていくための手段であり、目的ではない。」これは私が学生の頃から考えていたことですが、実際に働き始めてみて、そのことは確信に変わりました。
働くことももちろん大切ですが、それが人生の全てになってしまってはいつか限界がくると私は考えます。
上司の方が「動く時はしっかりやる。でもオフもしっかりとる。豊かなオフ生活ができれば、仕事にも身が入り良いパフォーマンスが出せる。」とおっしゃっていました。
オンとオフの切り替えが、豊かな仕事と人生をもたらすのだと感じ、ワークライフバランスの重要さを学びました。
二つ目が、仕事は一人で成し遂げるものではない、一人で出来ることは限られているということです。
上席や先輩方々の協力や助言などが仕事をしていく上では必要不可欠です。
周りの人を上手く利用し効率的に進めていくには、業務のホウレンソウをしっかりすることはもちろんのこと、職場内での同僚との関係性も非常に重要なのだと学びました。
金融機関という業種において、お客様からの信頼は不可欠なものでありますが、外部の方々からの信頼と同じぐらい職場内部の人からの信頼も大切だと感じます。
信頼され、良い関係性を構築していくことが仕事をより豊かにし、一人では困難なことも成し遂げられるようになるものだと私は考えています。
そして三つ目が、信頼を築くには長い時間かかるが、失うのは一瞬であるということです。
先ほど述べた通り、金融機関は信頼が何より大切な業種です。
実際に仕事をして、お客様と信頼関係を構築することの難しさを感じる機会が多くありますが、そのような困難さを感じるからこそ、お客様から頼られた時の喜びは特別なものがあると、日々実感しています。
ですが苦労して築くことができた関係も崩れるのは一瞬であるということも肝に銘じ、業務に励みたいと思います。
以上の三つが仕事、職場から学んだことです。
今後の社会人生活で、学ぶべきことはたくさんあります。
それらの学んだことを、しっかりと身に着け今後の社会人生活、仕事をより実りあるものにし、励んでいきたいと思います。