【 入 選 】
自分の夢を持ちながら、日々を過ごすことはとても楽しいことである。毎日が生き生きとなり、心まで楽しくなる。だから、夢を持って学生生活を送りたい。将来においても、夢を持って生きたい。
そのためには、どういう仕事につくかが大切であり、重要なことである。自分の趣味を生かす仕事ができれば、いいことだと思う。趣味イコール仕事である。そういう仕事が、一番いい。
今大学生であるが、大学生活はとても楽しい。自由な時間が十分過ぎるほどあるからだ。この自由な時間は、社会人になるための準備時間である。その時間は長いようで、けっこう短い時間である。ぼーとしていれば、すぐにでもなくなる時間である。光陰矢の如しという譬えのようである。
だが、まだ今は、夢に合った仕事は見つかっていない。人生を方向づける仕事は、決まっていない。大学を卒業するまでに、決めればいいと思っている。まだ、十分に時間があるからである。
しかし、仕事は大学を卒業するまでには決めておかなければならない。大学を卒業すれば、自然に大人になるので就職とかがいやおうなく決まってしまうからである。
普通は、自分の合わない仕事につくことが多い。多分、自分もそうなるだろう。自分の適性に関係なく、就職が決まるだろう。でも、今は自分の適性を見つけていくことが大切である。それが大学生の特権であるからだ。そんなにあせらなくてもいいと思うが、はやく自分のやりたいことを知り、現実をきちんと見つめながら決めていきたい。
よくニュースを見ていると、詐欺まがいの事件が多いことに気づく。老人など弱い人々の生活を踏みにじることが一番いやなことである。自分の欲望のために、人を犠牲にするのは絶対によくない。人々が悲しむような仕事は、絶対してはならない。
人々のために何かできることを、めざしていきたい。まだ、何をして生きたいかは分からないが、最低限のことは守らなければならない。そして、それが自分の夢に合った仕事であればさらにいいと思う。