【 奨 励 賞 】

【テーマ:仕事を通じて、かなえたい夢】
夢に向かって
日本大学三島高等学校  吉 田 啓 人  17歳

私は、幼い頃にはパン屋さんで働きたいと思っていて今では警察官にあこがれています。私は別にこれといって体力があったり、運動能力が高いわけではありません。しかし幼い時に見たある光景が今でも忘れることができないのです。それは私が親と出かけている時のことです。途中で道にまよってしまい、こまっていた時に目の前に交番がありました。そこで交番のおまわりさんに道を聞くととても丁寧に教えてくれました。自分たちが交番から去った後も横断歩道のおばあちゃんの重い荷物を持ってあげたり、何かトラブルが起きた所にすぐに向かって問題を解決したり、そういう姿を見た時に私はこれが本来の人間のあるべき姿なんだなと思いました。困っていたら相談に乗り、また人と人とのつながりを大切にするこのような精神は今の私たちに欠けていることだと思います。そのような警察官を見て私はとても感動しました。警察官というのは道を案内したり人が困っていたら助けてあたりまえだと思うかもしれません。しかし、そのようなあたりまえの事をあたりまえに出来る人はとてもすばらしいと思います。こういう経験をして私はなぜだかわかりませんが心が救われた気がしました。みなさんもこのような体験を人生で1回くらいはすると思います。この出来事によって、私は将来警察官になりたいと思い始めました。

私がもし警察官になることができたら、市民の安全を守ってみんなが安心して笑顔でくらしていけるような町づくりにつとめていこうと思います。そのためには精神的にも肉体的にも強くなるために身近なトレーニングやいろいろな社会についての勉強を今からしっかりしていこうと思います。

警察官を目指すということは、簡単なことではないと思いますが、何事にも全力であきらめずにとりくむことができるのが私の長所だと思いますので、地道に警察官になるという夢に向かって、一歩一歩前に進んでいこうと思います。

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