【 奨　励　賞 】

私は就職してから今年で３年目になる。出来る仕事も増えてきたが、まだまだ先輩、上司に教えてもらったり、サポートしてもらったりすることがほとんどである。しかし今後仕事を通じて一人でも責任感をもって物事をできる人間になっていきたい。

私の仕事では、お客様から様々なことを依頼されることがある。簡単なことは１人で対応できるが、難しいことは先輩上司に聞いて教えてもらってお客様に応えることが多い。その中で、難しい依頼をされたときに上司に投げっぱなしにしてしまったことがある。自分がお客様から依頼されたのにも関わらず、すべてを上司にやってもらい、お客様への連絡も上司に任せっきりで自分は、そのことに気にもせず、過ごしてしまった。後日そのお客様のところに行き、依頼されたことにかんして質問をされたが、何も答えることができなかった。その一件があり、その後私は、お客様から信頼されなくなってしまい、何か相談事があると、全部私ではなく上司に連絡が直接行くようになってしまった。一度信頼を失ってしまうと、信頼を取り戻すのは難しく、お客様のところに行っても話はしてくれるものの深い本当に相談してほしいことは話をしてくれなくなってしまった。この件を振り返って私は仕事に対して責任感が全くなかったと反省をしました。自分が受けた依頼にも関わらず、上司がやってくれているからいいやと無関心になってしまった。自分ひとりではやれないことでも、何かやれることがあるのではないかと模索してみたり、上司に何度も状況を確認することが必要だったと感じた。この失敗から、もっと責任感を持って仕事にとりくむことを決心した。責任感を持って仕事をしていけば学ぶことも多くなり、お客様だけでなく、会社内でも信頼してもらえる人物になる。

この経験から、私は仕事を通じて責任感のある大人になりたいという夢ができた。とても抽象的で、夢としては当たり前のようなことかもしれないが、とても大事なことで、簡単なことではないと思っている。そひて仕事のことだけではなく私生活においても責任感というものを意識して過ごしていきたい。