【佳作】
私は、今、20歳の大学2年生である。残り2年以上の大学生活を終え、社会人として働くことになる。その中で、次のようなことを達成したい。「人の助けになる・人の苦労が分かる人間になる・人の喜び を誰よりも喜べるようになる」である。現代の変化の波が激しい社会の中では、様々な人が生活してい る。私はそのような社会の中でも自分自身をしっかりと持ち、先に述べたようなことを叶えたい。これは、中学時代にお世話になった恩師も常に意識していたことに挙げられる。「同苦の心を決して忘れずに、 究極の喜びは、他人を喜ばせることだ」と教わった。この言葉を受けて、人間のあるべき姿はここにあ ると感じた。私が何か他のチームのプロジェクトを助けてあげると、「ありがとう」と喜んでくれる。笑 顔と感謝は人間の根本にある大切にしなければいけないことと強く思う。身近なことだけど、小さなこ とでも喜べるように社会人になっても継続していきたい。そして、社会に出ると年齢関係なく幅広い人 がいる。誰にでも平等に接し、本来人間が持つべきである「誠実さ」を行動で示すことが叶えたいこと の1つでもある。先に述べた恩師は、社会の荒波に流されずに自分らしさを大切にして過ごされている。私自身のことをリスペクトしてくださり、真摯になって話をしてくださる素敵な先生だ。私は、まだ20 歳で、社会で働く大人には、若者の頑張っている姿を見てもらいたいと思っている。今は、「起業・ビジ ネスコンテスト・新潟県の地域活性」など様々なことに果敢にチャレンジしている。これらは、自分自 身への挑戦でもあり、苦労の道を絶えず選ぶことでもある。先に挙げて恩師も「挑戦と苦労は財産であ る」と言葉を掛けていただいた。若いことは素晴らしいし、若さ故にできることやリスクを恐れずに頑 張る姿を発信することが私自身の今のテーマであり、20代、いや、30代の若い内までも同様である。こ れから社会に羽ばたいていくに当たり大切にすること。それが、「柔軟性と対応力」だと考える。私自身 は、「行動力と情熱と誠実さ」を意識しているが、それらに加えて、「柔軟性と対応力」がこれからの労 働の在り方で大切になると思う。グローバル化も広く進展し、幅広い分野への対応力が必要である。そ れから、フットワーク軽く考えたことを行動に移して、学ぶ柔軟性。この2つは大切である。そうする ことで、どこかの誰かの助けになっていることや出会ったことを誰よりも喜び、また、自分が苦労する ことで苦労している人の気持ちを理解できると考えている。これらは1番初めに私が掲げた、仕事を通 じて叶えたいことである。これから、5年後、10年後と未来へ繋げるためにも今を大切にして生きてい きたい。
また、これから、求められる人材は、「リーダー性」だと思う。チームと相互に生き、チームを引っ 張っていくことが求められる。目標や目的を明確にし、どんな状況でもポジティブに捉えられることが 必要で、日本を担うためには、それらが求められていると感じる。そして、世界と密接に関わり合い、人 と人を繋ぐことを考えて、今後の自分自身や仕事の在り方へ継承していきたいと考える。
終わりに、最初に述べた「恩師の言葉」や「他人を喜ばせること」、「誠実さを持つこと」。社会に出て も忘れずに、本来人間としてあるべき姿を失わずに、仕事を通じて実現し、成長した姿を多くの人に見 て感じてもらうことが最大の目標であり、激動の世の中で活躍していくことも叶えたいことである。そ れが私の野心で若さ故の挑戦である。