【 奨 励 賞 】
私は、いまアルバイトを2つやっています。1つは、お肉などを計り売りする接客業、2つめは、飲食店のキッチンです。また、高校の長期休暇には県外へ出て旅館などのアルバイトをしています。ただ、 私は決してお金が欲しい訳ではありません。私が欲しいものは沢山の色々な経験です。
例えば、接客業では笑顔やコミュニケーションが大切になります。無愛想な店員や笑顔のない店員などありえません。お客様も常に笑顔な子や愛想の良い子の方が気持ちが良いと思います。つまり、接客業をすることで愛想やコミュニケーション能力が高くなるので抵抗なく人とのやりとりができるように なります。私は、この経験が接客業において一番の良い経験だと思っています。また、飲食店のキッチンなどの裏方の仕事では、こだわりや丁寧さが大切になります。いくら出てくる時間が早くても見栄えが悪かったり、火が通っていないと嫌だと思います。見栄えをよくする為にも丁寧に作業したりこだわりを持つことはとても大切なことです。つまり、裏方の仕事をすることで丁寧さや自分のこだわりを持てるようになり自己を確立しやすくなります。このように、仕事といっても職業により経験できるものは様々です。
私は、いまいち将来、自分がどのような職に就きたいのか分かりません。だからこそ、色々な経験をして少しずつ明確にしていく必要があります。私が長期休暇の際に、県外へアルバイトをしにいくのは その為です。自分には近くない場所では何か違うものが見えてくるのではないかと考えたからです。その結果、私はとても大切なことが分かりました。それは、自分自身がどうなりたいかです。私は、「誰よりも優しく高くなりたい」です。沢山のアルバイトをしてきた中で全てに共通するものが一つありまし た。それは、思いやりの心です。お客様のこと、自分と一緒に働く人、自分と交代で入る人のことなど 全てに思いやりがありました。だから、私は誰よりも思いやりのある人になりたいです。それと同時に もっと色々なことを学んで経験を積んで自分自身を高めたいと思いました。
私は、アルバイトは就職し仕事をする時の為の軽い体操だと思っています。アルバイトは、その業界や 会社の雰囲気やどういった所なのかなどをよく体験できます。沢山の仕事にアルバイトという形を通し触れてきて、私は自分のなりたい姿になれる仕事をしたいと思いました。自分のなりたい姿になれ、満 足のゆく人生を歩むのが私の今の叶えたい夢です。